Corsi standard



一般コース

入門・初級レベル:A〜C1コース

語学習得には正しい発音の学習は欠かせないと言う考えから、入門レベル(Aコース)はまずアルファベットの発音の練習から始まり、その後イタリア語の基本的な語彙や文法事項の学習に進みます。また、教授法として直接法を取り入れ、入門レベルからイタリア語でのやりとりを試みます。これは出来る限り母語の力を借りずにイタリア語を理解し、コミュニケーションをとることを目指しているためです。

教材は文法事項の学習段階にあわせ自然なアプローチが出来るよう工夫された教科書とプリントを使用します。

初級レベルの最終段階(C-1コース)ですでに、イタリア人と話す際やイタリアで出会うと思われる様々な場面においてコミュニケーションをとることが出来るようになります。

C-1コース終了までにイタリア語でよく使われる語彙2000語を学習します。

入門・初級レベル:AC1コース一覧
レベル
[Livello]
コース名
[Corso]
テキスト / 履修範囲 文法内容 / 学習事項
入門
(Principianti)
A Qui Italia」 1課〜3課 [文法内容] アルファベットの発音、規則・不規則動詞の直説法現在、前置詞、形容詞、名詞の活用
[学習事項] 自己紹介、挨拶、時刻、感謝の表現、簡単な受け答え、習慣、身の回りの事について。
A-1 Qui Italia」 4課〜7課 [文法内容] 近過去、名詞・形容詞の複数、小詞“ci”、未来形、冠詞前置詞、所有形容詞、所有代名詞、指示形容詞、指示代名詞、再帰動詞
[学習事項] 丁寧な質問の仕方、電話での応対、自分の身のまわりの事や習慣、家族について話す。
初級 Ⅰ
(Elementare Ⅰ)
B Qui Italia」 8課〜10課 [文法内容] 直説法半過去、大過去、直接代名詞、動詞 “piacere”の用法、間接代名詞
[学習事項] 過去におきた事柄について、イタリアでの社会的な出来事、市場、薬局、映画館での応答、イタリアの文化、美術等について。
B-1 Qui Italia」 11課〜13課 [文法内容] 条件法、複数名詞、比較級、複合代名詞(直接・間接)、命令法
[学習事項] 条件法を使用しての意志、願望の表現、また丁寧に質問する方法について。身近な事柄、その他写真等を利用して比較級の練習、更に命令法を多角的に学習。
初級 Ⅱ
(Elementare Ⅱ)
C Qui Italia」 14課〜16課 [文法内容] 関係代名詞、“ci, ne”の用法、遠過去、変意名詞、接続法(現在、過去)、非人称形
[学習事項] 基本的な文法を確実に習得し、表現力を高める。手紙、音楽、環境問題のテーマについて意見、疑問等を正確に伝える。
C-1 Qui Italia」 17課〜19課 [文法内容] 接続法(半過去、大過去)、仮定法、受身、不定法
[学習事項] 左記の文法を学びながら、疑問、意志、希望など自分の考えの細かいニュアンスを表現する。

受講要領


中・上・最上級レベル:M1〜5・S・SAコース

このレベルでは“イタリア人の使うイタリア語”の習得を目指します。学習した文法事項をもとに自然なイタリア語表現が身につくように指導します。また、イタリア独自の文化的背景を理解しながら、より踏み込んだ文法事項と語彙・イディオム等を学習しています。

教材はイタリアの新聞・雑誌等を参考に作成したオリジナルプリントや、イタリアのテレビ番組や映画をとり入れた視聴覚教材を使用し、イタリアの社会・文化に関するニュースを取り上げ、クラス内で考察を深めます。

中・上・最上級レベル:M15SSAコース一覧
レベル
Livello
コース名
Corso
テキスト 学習事項
中級※
(Intermedio)
M-1〜5 オリジナル教材使用 イタリア語の基礎文法を学習した方を対象に、文章論、話法、仮定文、時制の一致、イディオム、比較等、重要な文法事項を復習し、文法の徹底的な理解をはかります。
また、豊富なオリジナル教材を使いながら、読解力をつけるとともに、流暢に対話ができるよう表現力向上を目指します。
クラスのレベルに応じて、Sコースではイタリアの各地方の地理や文化など、SAコースではイタリア文学に関連する教材などを使用する予定です。イタリア語力の上達をはかりながら、イタリア文化について幅広く学べることができます。
上級
(Superiore)
S-1〜6 Passeggiate italiane
(livello intermedio)
他オリジナル教材使用
最上級
(Superiore Avanzato)
SA Passeggiate italiane
(livello avanzato)
他オリジナル教材使用

※中級レベルを修了するには200時間(5期分)の学習が必要です。必ずしもM-15の順序で受講する必要はありません。

受講要領


その他のコース


↑ Page Up (U)